オリガミキング、感情を吐き出す
※ペーパーマリオオリガミキング
ボム平くんについて重大なネタバレがあります。
3面まだ途中だけど、この感情をどうすればいいのか分からなかった。文章にすれば気持ちに折り合いがつけられるかなって。
スクショ見返すだけで涙がでてくる
マリオシリーズだし、仲間だし、まさか死なないだろって思ってた。
ピンキーだって何回も爆発してピンピンしてたし。爆発しても上からヒラヒラ〜って落ちてくるし。
でも考えてみればマリストの敵ボム兵は
シュビビンコウラで一掃したとき、爆発していなくなってたな。
今回の仲間の立ち位置って、特別でもない汎用キャラが仲間側に立っただけなんだなと痛感した。
マリオの世界観ってカメ族とかキノコ族とか色々な種族がいて、それぞれ のほほんと
暮らしているイメージで、ボム兵という一族も同じように考えてた。
同じ種族の仲間がいて、帰る場所があって、
ボム平くんは記憶喪失だけど、
記憶を取り戻してラスボスを倒したら
マリストの仲間のように帰るべき場所に帰って楽しく暮らすんだろうなって。
でも違った。
彼は仲間を助けるために
自爆という道を選んだ。
思えばOEDOランドの花火をみて
記憶が取り戻せたのも、船で爆発して散っていった仲間を思い出したんだろう。
ボム兵。兵士。…使い捨ての兵士
故障してスクラップにされた幼なじみっていう言動からしてやっぱり工場とかで造られたのかな。兵器に感情を与えるなとあれほど…!
まあでもボム平くんは
その辺割り切ってるというか、これがボム兵としての生き様、むしろ大切な仲間を助けるために自爆できることを喜びすら感じているようにみえた。
自爆することに彼は何も疑いを抱いて無かった。
でも、それでも、わたしには理解のできない、
オリガミキングの世界の倫理観。命の考え方。
1面の木とキノピオの関係描写はゾッとしたし、ボム平くんの最期だってそう。狂ってる。
でもこれも
マリオという長いシリーズものだからこそできるストーリーとなんだなと。
そう考えたけれど、
でも無理。ずるい。
死なないでほしかった
もっとオリビアちゃんとの掛け合いが
見たかった
セリフも動きもひとつひとつがかわいくて、
これからも一緒に旅できることを楽しみにしてた。
ちょっと背伸びをしてるけどどこか抜けていて、
オリビアちゃんとの掛け合いがツッコミになってない時もあってかわいくて、
すぐに迷子になるけどどこか憎めないし、
戦闘中は寝てるしコケて戦わない時もある
ちょっとポンコツなボム平くん。
発売前の動画を見たとき、いろいろ不安だったけどやっぱりゲームを買おうと思った最後の決めてだったから。
自爆したとき、
コントローラー持ちながらボロ泣きして、
オリビアちゃんが悲しんでる時も泣いて、
幽霊になってでてきた時、もう彼は戻ってこないんだと明確に示されて泣いた。
コントローラーを置いてぼーっとしてから
ストーリーを進めようとしたけれども、内容が頭に入らない。
大好きなテレサがでてきても
まったくテンションが上がらない。
ブーツに乗ったときボム平くんならなんて言うかなとか。
サンボは横にもトゲがあるから、たいあたりだとダメージ受けちゃうなとか。
「ボム兵は火気厳禁っすからアニキいってらっしゃい」とか言うのかなとか。
オリビアちゃんは立ち直れても
わたしには無理です。きついです。
それでも先に進んで、火の神殿で光る場所の順番を覚えながらジャンプをする工程で何回もミスった時、ミスる度にどんどん簡単になっていくのを見て、このゲーム、システムはものすごく優しいのにストーリーはなんでこんなに厳しいんだろって。
その後のハリボテヘイホーが火を持って特攻してきて、攻撃すると火だるまになってやられていくのを見るのも正直きつい。
……
エンディングは仲間全員が山車に乗って、ボム平くんもその山車の上で寝てるんでしょ!そうであってほしい。お願いだから。
noteからの転載